火災発生に伴う近隣への2次被害を防止する目的から準防火地域が拡大し、内装材に強化石膏ボードの使用を義務付ける準防火建築物が増加傾向にある。マックスが新発売したターボドライバは、通常よりも密度が高い強化石膏ボードの施工に欠かせない頭径の大きいJIS規格ねじ「DTSN」向けに開発した。
ハウスメーカーの中には、ねじ施工のミスをなくすため、DTSNの使用を統一する社もあり、業界全体の使用量は年率6%を超える伸びで推移している。DTSNは一般的なボードねじに比べてサイズが大型になり、打ち込む反動による作業員の負担も大きい。同社は各部寸法を見直したほか、内部のエア流量を増やすことで打ち込み性能を向上させた。
発売したのは高圧タイプ「HV-R41G4」と、常圧タイプ「TD-341G4」の2種類。価格(税別)は高圧が9万2500円、常圧が8万9800円。同社は初年度に計1万台の販売を見込んでいる。
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