2012/12/27

【職人】専用ヘルメットと日額1000円支給 熊谷組が優良職長制度

4月から熊谷マイスター制度がスタートする
熊谷組は2013年4月から、優良職長制度「熊谷マイスター制度」の運用を開始する。土木・建築で全国に約1800人いる同社認定1級職長の中から90人程度を審査で選び、日額1000円と専用ヘルメットを支給する。
 同制度は、日本建設業連合会の提言を踏まえ、建設業界の人材確保に役立てるのが狙い。同社は1級から3級までの社内認定職長制度を導入しているが、インセンティブの設定はなかった。
 対象は、協力会組織などの会員やその2次下請業者に所属する1級職長。導入初年度は、登録基幹技能者や建設マスター(国土交通大臣顕彰者)の取得者または2年以内に取得予定であることを要件としている。
 現在、各支店が候補者を推薦している段階で、1月の審査を経て3月に認定式を行う。
 初年度は90人程度を想定しているが、次年度以降は必要に応じて枠を拡大する見通しだ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2012年12月27日3面

Related Posts:

  • 【俺は大工だ】型枠大工のプロめざす5人が入社 佐藤型枠工業  佐藤型枠工業(本社・東京都足立区、佐藤敦房社長)は1日、本社で入社式を行った=写真。同社は1960年に佐藤邦夫会長が佐藤型枠工事店を創業して以来、ことしで55年目を迎えた。半世紀を超える歴史の中で、新卒高校生の求人活動を行い、新入社員を迎え、入社式を行うのは初めてだという。  佐藤社長は「型枠大工の世界では一人前になるには10年かかると言われている。一人ひとりの才能や技術力は違うが、同期で入社した5人で切磋琢磨して、1日も早くプロとして… Read More
  • 【とび技能検定】目指せ「現場の華」!! 2、3級には女性受験者も 2014年度東京都とび技能検定の実技試験が7月17、18日に東京都中央区晴海の都有地で実施され、187人が受検した。内訳は1級が114人、2級が26人、3級が47人で、小屋組み、重量運搬(1級のみ)、質量目測(1、2級のみ)の課題に挑戦した。 2級の受検者のうち8人が高校生で、女性も1人受検した。3級の受検者は女性5人を含む全員が高校生だった。  とび技能検定は、東京都鳶工業会(清水武会長)が東京都職業能力開発協会から会場の設営から運営まで… Read More
  • 【技能体験】技フェスタで専門工事をPR 大阪府建団連ら  大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会(川口敦正会長)は、15、16の2日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第3回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2016」を開いた。会場は工科高校の生徒や一般市民ら多くの人でにぎわい、ブース展示や実技体験などを通じて、楽しみながら専門工事の仕事内容を理解していた。  15日の開会式で北浦会長は「この技フェスタは、ものづくりの良さや楽しさを知ってもらいたい… Read More
  • 【原田左官工業所】見て触れて! ショールーム「SAKAN LIBRARY」刷新、ポテンシャルをPR 原田左官工業所(本社・東京都文京区、原田宗亮社長)は、本社ビル1階のショールーム「SAKAN LIBRARY」を『左官の図書館』をコンセプトにリニューアルした。より顧客に寄り添った提案をすべく、左官の可能性にあふれる開かれた空間を目指す。原田社長は「左官が自らPRすることで、左官の可能性を知ってもらいたい。いろいろな仕上げを施主や設計者に見てもらい、触れてもらうことで左官に対する認識を新たにしてほしい」とリニューアルの狙いを話す。  8月5… Read More
  • 【建設現場へGo!】国交省の動画サイト〝国交省政策チャンネル〟に新コンテンツ 国土交通省がHP上で公開している「国交省政策チャンネル」。本省直轄の動画サイトだ。今日、このサイトに新しいコンテンツ〝建設現場へGo!〟が登場した。  3Kといわれる建設業界のイメージを払拭(ふっしょく)するため、建設業が担っている防災や復興、社会的な役割を、わかりやすく伝えるのが目的だ。  同省は「建設業の役割や魅力を子どもたちにも知ってもらおうと、本編19分とダイジェスト3分のPR映像をつくりました。建設業の気になるあれこれを分かりやす… Read More

0 コメント :

コメントを投稿