2016/06/24

【東西アス協組】卒業おめでとう! 51期生16人が防水管理者養成所から巣立つ


 東西アスファルト事業協同組合と田島ルーフィングが共同運営する田島防水工事管理者養成所(所長・加藤友海田島ルーフィング防水開発部部長)は23日、東京都千代田区の田島ルーフィング東京支店で第51期生の卒業式を開いた。ことしの卒業生は全国から集まった女性1人を含む23歳から46歳までの16人。全寮制の養成所で3週間にわたり、防水工事の施工管理に必要な知識と技能を磨いた。開所以来の卒業生は620人となった。

 式典で加藤所長は「防水工事の管理者として必要な最低限の知識と技能が身についたと思う。ここで得た経験を生かして一人前の管理者に成長してほしい」と訓示した。
 来賓として招かれた東西アス協組の中村陽祐理事は「最近はコストカットの影響で安全面をなおざりしているケースを見かける。事故防止に最大限配慮し安全に工事してほしい」と呼び掛けた。井上良夫相談役も「これから皆さんが相手にするゼネコンなどの現場監督は大学で建築を学んだエリートだが、防水については皆さんの方が知識も技術も上のはず。自信を持って現場に入ってほしい」と激励した。
 これを受け、卒業生を代表して岩田建材(松山市)の中山貢利さんが力強く答辞を読み上げた。
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