2011/09/21

日本初・有機ELをインテリア照明に採用した店舗が銀座に登場

 外食チェーンを展開するのダイナック(本社・東京都新宿区、若杉和正社長)が、東京・銀座7丁目で運営するダイニングバー「水響亭」に、カネカが製造・販売する有機EL(エレクトロルミネッセンス)が、実際の店舗のインテリア照明として、わが国で初めて採用され、20日から実営業で使用開始した。カネカではこれを機に、商業施設や高級住宅向けに、有機ELの積極的な採用を働き掛けていく。
 採用されたのはバーカウンター部分=写真=で、ラインナップされた白、赤、橙(だいだい)、青、緑のうちの青。同店のコンセプトが「人の心に響き合う」ということから「青にすることで、顧客に対してこのコンセプトを、新たに演出できる」(若杉社長)と判断した。
 採用された有機ELは40枚。設計・施工は乃村工藝社、照明設計は岡安泉照明設計事務所が担当した。
 カネカでは3月22日から、この有機ELの商業販売を始めた。

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