横浜に拠点を設けている113のアーティスト、建築家、デザイナーが一堂に仕事場を期間限定で公開する「関内外OPEN3!」が11月3-5日に開かれる。ことしは関内・関外の5エリアに横浜駅東口エリアを加えた6つのエリアに広がった。すでにエリアごとのイベントは始まっており、今月16、17日には「馬車道OPEN!」が開かれた。10月にも3つのエリアでエリアオープンを実施していく。
馬車道OPEN!は、馬車道周辺から日本大通りのエリアを対象とした。16日には17組のクリエーターが集まった創造活動拠点「宇徳ビルヨンカイ」でオープニングパーティーを開いた。あいさつに立った小松崎隆横浜市副市長は、クリエーティブ産業の集積を喜び、「横浜をPPPの分野で日本一と評価しているシンクタンクがある。こうしたスキームを使ってクリエーティブ産業を盛り上げたい。面白い提案をどんどんしてほしい」と呼び掛けた。
同イベントは、アーティスト、クリエーターが一堂に仕事場を街に開き、自らの活動の発表や交流するとともに、クリエーティブが街の一部であることを強く意識したアーティストたちのプラットフォームを目指している。ことしは参加者が前年から倍増。「関内外OPEN3!」の前に、6つの地域でエリアオープンを開き、アーティストらが地元の人と交流する場を設けた。主催は各スタジオの共同で、「関内外OPEN!連絡協議会」がとりまとめ、アーツコミッション・ヨコハマが事務局を担当している。
エリアプログラムは、みなと、馬車道・関内、石川町の3エリアが終了。今後、10月22日-23日に「下町OPEN!」(長者町、初黄・日ノ出、若葉町、横浜橋)、同月29日に「横浜道OPEN!(戸部、花咲、野毛、吉田町)、10月31日-11月2日に「うらよこOPEN!」(横浜駅東口~高島周辺)を開く。
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