2011/09/16

ビルの風荷重を高精度に再現/大林組が「数値風洞 エアロダイナ」開発

CGで表現された建物と風
 大林組が、高層建築物の風荷重を細密に可視化する解析・予測システムを開発した。システムは「数値風洞 エアロダイナ」と名付けられている。新システムは、自然風の乱れまで考慮して、不規則な風の流れを高精度に予測する。膨大なポイントで風速・風圧を算出、コンピューターグラフィックスで表示する。
 通常は縮尺模型に風当てる風洞実験が一般的で、建物の壁面など数百点の風圧をセンサーで測定する。しかし、建物周辺の風まで把握するには膨大な観測点が必要で、コンピューターの流体計算をしても不規則な風の流れの把握は難しかった。
 新システムは、断面形状を部分的にモデル化したシミュレーションや、屋根面や局面構造物への負圧も再現できる。
 設計の初期から最終段階まで、それぞれの段階に応じた建物モデルで解析し、信頼性の高い評価が可能だ。これまでに3物件に適用済みで、居住性能の説明などに利用している。
ニュースリリース

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