UIA(国際建築家連合)は27日、東京大会が開かれている東京都千代田区の東京国際フォーラムで、UIAゴールドメダルを受賞したアルヴァロ・シザ氏(ポルトガル)を始め、各賞の受賞者を表彰した。
シザ氏は、型にはまらず流行に左右されない建築を手がけながら、若い建築家の見本となり、建築家の職責に対するたゆまぬ挑戦を続けていることが評価された。
表彰式でシザ氏は「重要なことは、一貫性のある柔軟性を持つこと。時代にとらわれない多様性を持つ建築を求めてきた。プライドと謙虚な気持ちを持って、これからも設計に取り組みたい」と喜びを述べた。また、日本に対して「震災の悲劇を乗り越えようとしている。その能力と結束力を信じている」とエールを送った。その後、設計を手がけるアルハンブラ宮殿の新プロジェクトを紹介した。
このほか、応用技術の功績に対して贈られるオーギュスト・ペレ賞には、坂茂氏が選ばれた。
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