名古屋鉄道の常滑線・河和線太田川駅(愛知県東海市)が12月17日から高架駅舎に変わる。付近の鉄道高架化工事が完了したためで、高架(本線)への切替運行を始めるとともに、本駅舎の供用を始める。
鉄道高架化は、愛知県が事業主体として進めている常滑線・河和線太田川駅付近連続立体交差事業の一環として、2003年3月から工事に着手した。事業区間は同市大田町堀切~高横須賀町尾之松(常滑線)の約2㌔と大田町川島(河和線)の約0・7㌔。
今回の高架化で「開かずの踏切」である太田川1号踏切を始めとする同区間の踏切6カ所すべてが除去される。
本線の切り替えに伴い、同駅は名鉄の駅としては初の3層構造の高架駅となる。3階には河和線上りホームを1面、2階に河和線・常滑線共用の下りホーム1面と常滑線上りホーム1面を配置。改札口は地上に設ける。
高架への切替後、引き続き仮線を撤去し、交差道路と側道の整備を進める。
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