東日本高速道路が東日本大震災の経験を踏まえ、SA・PAを防災拠点化する構想を打ち出した。震災時にSAが自衛隊や消防、医療チームなどの中継基地として活用されたことを踏まえ、防災拠点化を検討するという。「救援・救護」「進出部隊支援」「情報支援」などのエリアを設定し、燃料や食料を備蓄。ヘリポートや自家発電機、飲料水ろ過システムなども整備するというものだ。
首都直下地震を念頭に、同社の佐藤龍雄社長は、防災拠点化するSA・PAについて「可能な限り多い方がいい。なるべく早くやりたい」とし、関係自治体と協議していく方針を示した。
パサール3カ所、「ドラマチックエリア」も
首都圏の交通量が見込めるエリアで、独自ブランドの道ナカ複合商業施設「パサール」も新たに3カ所で開発着手するという。ほかにも旅を演出する「ドラマチックエリア」を8カ所開業させほか、関越道寄居の「星の王子さまPA」のようなテーマパーク型エリアも、新たに1カ所で事業化する。
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