インターネット上でBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の腕を競い合う設計競技イベント『Build Live Kobe』(主催・IAI日本)の審査結果が発表され、参加16チームの中から芝浦工大大学院チーム「TMT」=写真=が最優秀賞に選ばれた。
TMTは芝浦工大大学院生9人が中心のチームで、衣袋洋一教授の研究室に所属している。衣袋研究室は前回もチーム「ARI-30」として最優秀賞に選ばれ、連覇を達成した。このほか最終選考にはビム・アーキテクツ「PLAN-B」、前田建設「スカンクワークス」、東北工業大学「BIX」の3チームが進んでいた。
審査委員の山梨知彦日建設計執行役員設計部門代表は「最優秀は人間とコンピューターが互いに重なって新しい形を産み出すクリエーティブなBIMを実現していた。BIXチームとの最終決戦となったが、発展の可能性を感じさせるTMTの提案が最終的に評価を得た」と説明した。
ビルディングスマート賞にはスカンクワークス(チーム投票賞も受賞)、PLAN-B、ORANGE ARK(大林組)の3チームが選ばれ、BIMプランニング賞とIFCデータ連携賞はBIXが受賞した。
0 コメント :
コメントを投稿