2011/10/25

三井化学が田原市で国内最大メガソーラーを計画

三井化学らの「たはらソーラー・ウインド」
 三井化学が、愛知県田原市に国内最大規模の太陽光・風力発電所を建設する。中部電力の協力のもと、太陽光・風力発電の実績を持つ6社の共同事業となる。2012年6月の着工、13年9月の完成を予定している。総事業費は約180億円を見込む。
 『たはらソーラー・ウインド共同事業』と名付けた同プロジェクトには、三井化学のほかに三井物産、東亞合成、東芝、東レ、三井造船が参加。現在は中部電力か同社グループ企業の参加を要請しており、協議を進めている。
 事業内容は、田原市緑が浜地内の三井化学所有地約82万㎡に、年間発電量6750万㌔ワット時の発電施設を整備する。事業期間は18年間。発電した電力は中部電力に全量販売する。
 三井化学によると、建設予定地は日照時間・平均風速ともに国内では最高水準。今回のプロジェクトは、愛知県と田原市の新エネルギー推進施策に合致することから、両者の支援も受ける。

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