2014/07/02

【ドボジョ栄冠!】土木技術者女性の会が「女性のチャレンジ賞」受賞

土木技術者女性の会(桑野玲子会長)が、内閣府が主催する「2014年度女性のチャレンジ賞」を受賞した=写真。土木界での女性の活躍を支援するとともに、“ドボジョ(土木系女子)”の普及に貢献した実績が高く評価された。

 同賞は、多くの国民が個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の実現に向けて、チャレンジすることで輝いている女性個人、女性団体・グループなどを顕彰するもの。土木技術者女性の会は、男性社会であった土木分野で、女性技術者の質の向上と活躍しやすい環境づくりを目的として1983年に創立。任意団体として活動後、13年11月18日(土木の日)に一般社団法人化した。ことし6月21日には一般社団法人への移行後、初めての総会を開いた。
 この間、全国規模での総会、見学会、セミナー、シンポジウムなどを通じて、女性土木技術者に対する幅広い年齢層のロールモデル提供の場、指導者育成の場、キャリア継続支援の場を担っており、今後も積極的に活動していく。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

Related Posts:

  • 【大阪ガスビル】83歳のHappy Birthday! 日本建築協会が老舗ビルの歴史と建築PR  日本建築協会(香西喜八郎会長)は17日、大阪市中央区の大阪ガスビル(登録有形文化財)で創立100周年プレイベント「Happy Birthday dear A building!」を開いた=写真。関係者ら約30人が参加し、完成から83年目を迎えた大阪ガスビルの誕生日を歌とライティングで祝った。  この企画は、協会100周年記念事業「大阪ええとこそうせい(創生)プロジェクト」の第3弾として2014年度に実施した「『続ええとこ』そぞろ歩く御堂… Read More
  • 【富山士会】建築職人のあり方とは? 技能・技術をつなぐ『建築職人アーカイブ』発刊!  富山県建築士会(中野健司会長)は、県内の建築技能の継承や生産システムの変遷などを建築職人へのインタビューを軸に編集した書籍『建築職人アーカイブ』を発刊したのを記念して16日、富山市内でシンポジウムを開いた。職人や建築家などが「職人技術のゆくえ」をテーマにパネルディスカッションした=写真。  発刊した冊子は、「富山の住まいと街並みを造った職人たち」をサブタイトルに、大工や左官、建具、畳などの県内在住の建築職人78人と専門職種の団体代表16… Read More
  • 【実技体験研修】京葉工高生がクレーン運転に挑戦! 千葉県クレーン建設重機協組  千葉県クレーン建設重機協同組合(佐藤浩昭理事長)は15日、千葉市稲毛区の京葉工業高校でクレーン運転実技体験研修を開いた。建設科2年生35人が講師からクレーンについて学んだ後、運転を体験した=写真。  冒頭、佐藤理事長は「建設業にはさまざまな職種があり、実際にクレーンを見てもらい、就職の選択肢にしてほしい」との趣旨であいさつした。 続いて、生徒らはクレーンの性能や役割、クレーンオペレーターの1日について受講した。この後、3班に分かれ、組合… Read More
  • 【マンホールサミット】デザインや地域性などの魅力、下水道PRに一役 GKP  下水道広報プラットホーム(GKP、会長・長岡裕東京都市大教授)は19日、東京都千代田区のメタウォーター本社で「マンホールサミット2016」を開いた=写真。下水道の広報活動の一環だがマンホールの機能紹介にとどまらず、デザインや地域性などマンホール蓋の魅力を発見できる取り組みだ。  開会のあいさつに立った前田正博GKP副会長は「下水道をもっとPRしたいと思ってマンホールサミットに参加し始めたが、世の中にこんなにもマンホールに関心を持っている… Read More
  • 【建築学会・公開討論】“人の暮らし”からまちづくりを 災害復興を「想定外」にしない建築家の役割とは  巨大災害リスクにいかに立ち向かうのか--。東日本大震災から5年が経過し、復興の課題と成果が少しずつ明らかになっている。大規模災害が発生した時に、建築の専門家は土地利用や住まいの再生にどのような役割を果たすことができるのか。これまで多くの議論が費やされてきたが、そこから得られる示唆は多い。日本建築学会が12日に開いた東日本大震災5周年シンポジウム「専門的知見はどこまで生かすことが出来たか」では、建築の専門家から復興に十分貢献できなかったこ… Read More

0 コメント :

コメントを投稿