2014/07/19

【竹中大工道具館】10月4日、新館オープン! 博物館そのものにも匠の技凝縮

移転のため一時休館していた竹中大工道具館が10月4日にオープンする。新館は地下2階地上1階建てで、延べ床面積は旧館の1.8倍となる1884㎡。所蔵点数は3万500点(常設展示は約1000点)。実物大模型や映像を充実させ、さまざまな道具を五感で理解できるよう工夫されている。写真は外観。

地下1、2階の展示イメージ
茶室のスケルトン模型。重要文化財の大徳寺玉林院蓑庵(さあん)がモデル

 同館は1984年に開館し、来館者は延べ25万人を数えたが、施設の老朽化と展示スペース不足を解消するため、山陽新幹線・新神戸駅から徒歩3分、市営地下鉄・同駅から徒歩5分となる神戸市中央区熊内町7-5-1に移転することになった。
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