2014/07/24

【ミクロネシア友好】77年前からのご縁 ザビエル高校の生徒が馬淵建設を表敬訪問


NPOミクロネシア振興協会(会長・宇津野和俊菊川工業会長)が取り組んでいる「ミクロネシア連邦と日本の架け橋となる人材育成(交流)プロジェクト」の一環として、ザビエル高校の生徒2人が22日、馬淵建設(横浜市南区、馬淵圭包社長)を表敬訪問した=写真。生徒は同社が社会貢献事業として実施した母校の無償改修に礼を述べ、馬淵社長は日本との友好が深まることに期待を寄せた。

 同日は、MS.MarjorieJasmineS.Carl(ジャスミン)さんと、MR.McCarthneyMori(マッカートニー)君の生徒2人に、宇津野会長を始め振興協会の6人が同行。馬淵建設は馬淵社長や現地に行った社員と作業をした職人など計7人が出迎えた。
 冒頭、ジャスミンさんは「学校を改修してくれて感謝しています」と礼を述べ、マッカートニー君は「盛大なお迎えをありがとう」と感謝し、謝意を込めて馬淵社長に母国の工芸品を手渡した。
 振興協会の宇津野会長は、昨年に引き続き2回目の訪問に感謝した上で、16日の来日から約1週間を振り返り「彼らが大きくなったら若いころに学んだことが生きてくると思う」とあいさつした。
 馬淵社長は、海軍施設として同社が施工し、1937年に着工、38年に竣工した現ザビエル高校への思いを語り「わたしも37年生まれ。皆さんとは先輩・後輩のように思える。卒業生は各界で活躍している。お二人も卒業したら国のため、そして日本との友好を広めるため、活躍してほしい。日本の滞在は、あと1週間だが、元気に学んで遊んでほしい」と友好の促進に期待した。

祈念のスカーフを受け取るジャスミンさんとマッカートニー君
このあと2008年の改修工事経過、会社概要、施工状況などを説明し、歓談に移った。最後に馬淵社長が記念品として、2人に横浜のスカーフとお菓子を贈った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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