日本建築美術工芸協会(aaca、中島昌信会長)は7日、東京都港区の建築会館で第23回設立記念会と協会賞の表彰式を開いた。第21回AACA賞には、宇土市立宇土小学校(シーラカンスアンドアソシエイツ)が選ばれ、小嶋一浩氏、赤松佳珠子氏らに表彰状が贈られた。第10回芦原義信賞は該当がなかった。
宇土小学校は「限りなく外のような学校」をコンセプトに、開口部をできるだけとることで教室が外まで拡張する空間を創出している。受賞者あいさつで、小嶋氏は「児童が建築にいきいきとかかわってくれている。建築を出来事ととらえて設計してきた。今回、小学校でAACA賞を受賞できたことがうれしい」と喜びの言葉を述べた。選考委員長の澄川喜一東京芸大名誉教授は「創造にかける強い意欲と新しいアイデア、工夫に創造力の無限の未来を感じた」と総評した。
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