在日米国大使館商務部と、CAD大手のオートデスク、ベントレー・システムズは7日、東京都港区のアメリカンクラブで、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)とグリーンビルディングに関するセミナーを開いた=写真。アメリカ建築家協会(AIA)日本支部から講師2人を迎え、日本のCASBEEに当たる「LEED(環境配慮型建築認証制度)」の最新情報や、BIMとLEEDの連携について講義した=写真。
米国大使館のマーク・ワイルドマン上席商務官は「日本にも浸透を始めたBIMは、グリーンビルディングの普及にも大きな役割を担える。さらにLEEDと連携させれば、日本におけるグリーンビル普及・実現に大きな力となる」とあいさつした。
建築家でAIA役員も務めるマイケル・ミラー氏は、LEEDという制度が20カ国に普及しており、3万以上のプロジェクトが登録され、8000を超える案件に証書が出されたと説明する。同氏はLEEDの認定技術者でもある。
また、AIA日本支部で、久米設計建築設計部の織部晴崇氏が日米発注者のBIM利用状況について基調講演し、主催者のオートデスクから近藤伸一AECソリューションコンサルタントマネージャーと、ベントレー・システムズから五十嵐和彦部長が、自社の考えるBIMについてのアプローチを講演した。
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