都市再生機構東日本賃貸住宅本部は、40年以上の歴史を持つ団地の価値を見つめ直し、より良い住まい方と地域のあり方を創造する「団地の未来プロジェクト」を始動した。初弾となる洋光台団地(横浜市磯子区)をモデルケースに今後、全国の団地に展開する予定だ。
洋光台団地は横浜市磯子区にある計画戸数8558戸、計画人口3万3000人を擁する207.5haのニュータウン。
1966年に開発が始まった。まちの4分の3が集合住宅となり、現在は約1万1000世帯が住む。このうち3割の3350戸が、日本住宅公団地代に建設された、洋光台中央団地、同北団地、同西団地の3団地。
今回は11年に始動した「URルネッサンスin洋光台」に参画していた建築家の隈研吾氏がディレクターアーキテクト、佐藤可士和氏がプロジェクトディレクターとして参加する。
既に工事を終えた外壁リニューアルでは、露出していた室外機置き場をアルミ製の「木の葉パネル」で覆い、やわらかなヴィレッジにふさわしい統一感のある色彩を実現した。今後は北集会所のアイデアコンペ、商業空間の活性化、CCラボの拡充、図書館、カーシェアなどに取り組む予定だ。
26日、東京都中央区のイトーキ東京イノベーションセンターで行われた発表会で上西郁夫理事長は、国内に空き家が820万戸あるとした上で「団地のレガシーを次世代のためににどう使うか、考えることが大事だ」と語った。
佐藤氏は「洋光台をモデルケースに、日本の団地に一石を投じるような形にしたい」とし、隈氏は「日本の経済成長を支えたのが団地だ。団地全体、日本全体を再生するきっかけになれば」とそれぞれ期待を語った。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
洋光台団地は横浜市磯子区にある計画戸数8558戸、計画人口3万3000人を擁する207.5haのニュータウン。
1966年に開発が始まった。まちの4分の3が集合住宅となり、現在は約1万1000世帯が住む。このうち3割の3350戸が、日本住宅公団地代に建設された、洋光台中央団地、同北団地、同西団地の3団地。
今回は11年に始動した「URルネッサンスin洋光台」に参画していた建築家の隈研吾氏がディレクターアーキテクト、佐藤可士和氏がプロジェクトディレクターとして参加する。
既に工事を終えた外壁リニューアルでは、露出していた室外機置き場をアルミ製の「木の葉パネル」で覆い、やわらかなヴィレッジにふさわしい統一感のある色彩を実現した。今後は北集会所のアイデアコンペ、商業空間の活性化、CCラボの拡充、図書館、カーシェアなどに取り組む予定だ。
26日、東京都中央区のイトーキ東京イノベーションセンターで行われた発表会で上西郁夫理事長は、国内に空き家が820万戸あるとした上で「団地のレガシーを次世代のためににどう使うか、考えることが大事だ」と語った。
佐藤氏は「洋光台をモデルケースに、日本の団地に一石を投じるような形にしたい」とし、隈氏は「日本の経済成長を支えたのが団地だ。団地全体、日本全体を再生するきっかけになれば」とそれぞれ期待を語った。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿