2015/03/31

【建築】地元産木材でぬくもりある校舎 群馬県中之条小学校普通教室棟

群馬県中之条町が進めてきた中之条小学校普通教室棟が完成し、29日に竣工式が現地で開かれた。規模は、RC造3階建て延べ4266㎡。地元産木材をふんだんに使用し、温かみのある校舎に仕上がっている。設計・監理は安井建築設計事務所、施工は、建築が池原工業・千島工務店・唐沢工務店JV、電気設備は角田電気工事、機械設備はヤマトが担当した。

 式辞の中で伊能正夫中之条町長は「併設する県立特別支援学校と外観を統一し、互いの玄関口を向き合わせるなど自然な交流が図れるようにした。内部は、地元産のくり材を使用した図書館のほか、各教室や廊下、階段、多目的ホールなどにはすべてフローリング材とし、ぬくもりある校舎に仕上がった」と話し、竣工のあいさつとした。
 感謝状贈呈式では、伊能町長が、村松弘治安井建築設計事務所東京事務所長、池原純池原工業代表取締役、千島三亀夫千島工務店代表取締役社長、唐沢敏明唐沢工務店代表取締役、角田治男角田電気工事代表取締役、新井孝雄ヤマト代表取締役に賞状と記念品を手渡した。
 普通教室棟は26教室、多目的ホール3室、玄関、多目的ラウンジ、少人数教室、トイレ、シャワールームなどで構成する。
 建設地は、中之条町伊勢町1035-1。
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