2012/12/19

【橋オタク】橋梁ファン獲得作戦! 橋建協がジグソーパズルを制作

制作したジグソーパズル
鉄道の熱烈ファン、いわゆる「鉄道オタク(鉄オタ)」ならぬ、橋梁ファン「橋オタ」の拡大へ、日本橋梁建設協会が『東京ゲートブリッジ』をモチーフにしたジグソーパズルを作成し=写真、小学生向け現場見学会で配布を始めた。
 これまでも、ダムや明治期の建造物などの見学や写真撮影をする“土木ファン"はいた。橋建協は新たに橋梁ファンを増やすため、新規活動の初弾として、小学生でも完成させることができる、300ピースのジグソーパズルのモチーフに東京ゲートブリッジを採用した。今後の活動について、中島威夫副会長・専務理事は「ジグソーパズルのシリーズ化のほか、投票による橋梁の東西番付の企画も行いたい」と話す。
 橋建協は、未来の橋梁技術者確保へ、大学で特別講座を行う出前講座を開いている。技術展・橋梁模型コンテストや工場見学など一般を対象としたPR活動のほか、会員企業所属の若手社員研修を目的したブリッジトークなど、対象を絞り込んだPR、人材確保・教育活動を展開。小学生向け現場見学会もこうした広報活動の一環。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2012年12月19日1面


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