2012/12/18

【コンペ】東京メトロ 銀座線上野・稲荷町・神田駅リニューアルで3駅のデザイン公募

東京メトロが公開しているイメージ
東京地下鉄は、2022年度までに、銀座線の全駅をリニューアルすることに伴い、上野・稲荷町・神田の3駅のデザインを公募する。登録受付期間は20日から13年1月23日まで、作品提出期限は2月13日。1次審査結果は3月1日にHPで公表し、2次審査結果は3月下旬に郵送で通知する。
 同社では、日本最古の地下鉄という歴史と、最先端の機能を取り入れ発信するという銀座線のイメージの定着を目指し、路線コンセプトを「伝統×先端の融合」とした。
 また、エリアコンセプトとして、浅草~神田間を下町エリア、三越前~京橋間を商業エリアなどと設定した。
 提案課題は、上野駅と稲荷町駅はプラットホームと改札口周りのデザイン提案、神田駅はプラットホームと地上出入り口のデザイン提案。いずれも維持、管理のしやすさも課題としている。グループによる応募も可能。審査委員会は入江健二東京地下鉄常務取締役(委員長)、紺野登多摩大大学院教授、佐藤卓佐藤卓デザイン事務所代表ら13人で構成する。
 最優秀賞(賞金50万円)1点、優秀賞(30万円)2-3点、入選(10万円)数点を選定。作品のコンセプトやデザインなどを、同エリアの他の駅にも展開していく。
 銀座線開業90年となる17年度までに浅草~京橋間、22年度までに全駅のリニューアルを行う計画で、今後他のエリアでも順次デザインを公募する予定だ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2012年12月18日4面

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