2012/12/03

【企業】三國氏らに決まる 清水建設の「ファンタジーノベル大賞」

清水建設と読売新聞社は11月29日、第24回「日本ファンタジーノベル大賞」の表彰式を東京都千代田区のクラブ関東で開いた。ともに優秀賞を受賞した『朝の容花(かおばな)』の三國青葉さん、『ワーカー』の関俊介さんに賞状と賞金が手渡された。
 冒頭、主催者を代表して吉田和夫清水建設代表取締役副社長は「皆さんに感動を与える作品をどんどん出してほしい。活躍を期待している」と述べ、2人をたたえた。審査委員からは漫画家の荻尾望都さんが代表して講評を述べ、「最終選考は荒れた」と、審査が難航したことを明らかにした。
 受賞について三國さんは「ずっとあこがれの賞で、応募する勇気がなかったが、賞をいただき大変驚いている」とコメント。関さんは「もっと面白い小説を書きたい。厳しいご意見をお願いしたい」と今後の意気込みを語った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年12月3日3面

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1 件のコメント :

  1. 泥沼作家の受賞理由

    関俊介さん「絶対服従者(ワーカーから改題)」読んでみました!
    すごい気持ち悪かったですが、なんかつぼにはまる不思議な作品。
    ファンタジーには違いない(と思う)が、いったいどんな思考の持ち主が
    書いているのか・・・。
    ネットで検索したら
    http://www.birthday-energy.co.jp/
    というサイトに行き着きました。
    発想ユニーク、冷徹な自己顕示欲、緩い計算、泥でぬかるんだ状態
    などなど。
    なんか、キーワードを拾っただけでも面白いですね。
    受賞タイミングも絶妙だった様。

    妙に動き回るとダメそうなので、作家一筋で極められるのか
    試されそうです。

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