2012/11/15

【速報!】 最優秀はザハ、優秀賞はコックス・新国立競技場国際コンペ

最優秀賞となったザハ案
日本スポーツ振興センター(河野一郎理事長)は15日、新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクールの最優秀賞として、ザハ・ハディド アーキテクト(英国、代表者・ザハ・ハディド)を選定したと発表した。優秀賞は、コックス・アーキテクチャーピーティーワイ エルティディ(オーストラリア、代表者・アラステル・レイ・リチャードソン)、入選がSANAA事務所+日建設計(日本、代表者・妹島和世)。最終審査で選考済みの候補作品を同日に将来構想の検討を進めてきた有識者会議(委員長・佐藤禎一国際医療福祉大大学院教授)に諮って正式決定した。
 コンペには国内外から46点(国内12、海外34)の応募があり、国内の設計事務所からの応募4作品を含む11点が1次審査を通過した。最優秀作品は会議終了後に佐藤委員長、審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏、河野理事長の3人が会見して発表した。
 最優秀者はデザインを監修。設計、施工時に提案のとおりになっているか確認し、必要な場合は修正提案もできる。設計者は今後、改めて公募型プロポーザルを実施して選定するが、最優秀者の応募も認める。
 新国立競技場の規模は総延べ約29万平方メートル。2014年7月から解体に入り、15年10月の着工、19年3月末の完成を目指す。
 建設地は東京都新宿区霞ヶ丘町101ほか。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)


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