18日に火納め式を行った宮城県の石巻ブロック災害廃棄物処理業務(鹿島・清水・西松・佐藤・飛島・竹中土木・若築・橋本・遠藤JV)に従事していた地元被災者向けの就職面接会が22日、石巻市の同JV事務所で行われた=写真。ハローワーク石巻と宮城県が主催し、JVが会場を提供した。面接会には70人が参加、うち47人ががれき処理を担当していた。
鹿島JVは、技術提案の段階から地元雇用者の生業復帰支援を提案。事業中にも重機の特別教育や、パソコン教室など再就職支援プログラムを実施していた。
県環境生活部の担当者は「鹿島JVは、効果的なプログラムを提供してくれた。今後、一人でも多くの人が地元で再就職してほしい」と話す。
石巻では震災後、水産加工業を中心に雇用が減少、建設業の雇用が増加している。ハローワークでは、県内での処理業務従事者約1600人の再雇用について、引き続き活動を続ける。
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