ミツカングループは、本社地区再整備プロジェクトの一環として計画している新情報発信施設「MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)」の計画概要を明らかにした。
設計はNTTファシリティーズ、施工は竹中工務店が担当する。2月中旬にも着工し、2015年秋の供用開始を目指す。
同施設は博物館「酢の里」に替わり、情報発信施設として建設する。規模は、S一部RC造2階建て延べ約5000㎡。酢の里と比べ床面積を約2倍に拡大し、情報発信だけではなく、体験型要素も盛り込む計画だ。また、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏が「MIM(ミム)」という愛称を設定し、ロゴマークのデザインを手掛けている。
このほか、再整備プロジェクトとして本社棟、新研究棟、新中間実験棟などを整備しており、15年12月までに全体の工事を完了する見通し。また、14-18年度の事業方針を示した新中期経営計画を公表しており、海外事業成長を見込み3月から英語表記の「Mizkan Holdings」へグループ名を変更することや新事業体制移行などを盛り込んでいる。ハード・ソフト両面から事業拡大への動きを活性化させている。
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