軽仮設リース業協会は、工事現場で使われている養生ネット・シートの廃棄処分を減らすため、顧客向けに小冊子『ネット・シート取扱いのポイント』を作成した=写真。レンタルのネット・シートは、破損して使えなくなるとほとんどは焼却処分しなければいけないため、CO2排出を抑制する上でも丁寧な使用方法を訴えている。
ネットにコンクリートが付着して固まると破棄しなければいけないため、コンクリ吐き出し口に飛散防止シートを置くことで、コンクリ拡散の防止対策を提案している。付着した場合はすぐに取り除くよう求めている。シートは切断すると補修ができないことから、注意して扱うようお願いするとともに、焼け・焦げを防ぐため発電機などの機械が直接触れない使い方も求めている。
小冊子はコンクリや塗料、さびなどが付着して再生できない事例を写真で示し、防止対策のポイントを説明している。取り扱いに注意することで廃棄量を3割削減できれば、年間約800tの資源節約につながるという。また、廃棄処分になるとレンタル業者に全損補償金を払わなければいけないため、ユーザーにとっても負担となる。
同協会技術安全部会養生グループが作成作業を担当、8000部を印刷した。
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ネットにコンクリートが付着して固まると破棄しなければいけないため、コンクリ吐き出し口に飛散防止シートを置くことで、コンクリ拡散の防止対策を提案している。付着した場合はすぐに取り除くよう求めている。シートは切断すると補修ができないことから、注意して扱うようお願いするとともに、焼け・焦げを防ぐため発電機などの機械が直接触れない使い方も求めている。
小冊子はコンクリや塗料、さびなどが付着して再生できない事例を写真で示し、防止対策のポイントを説明している。取り扱いに注意することで廃棄量を3割削減できれば、年間約800tの資源節約につながるという。また、廃棄処分になるとレンタル業者に全損補償金を払わなければいけないため、ユーザーにとっても負担となる。
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