千葉市稲毛区の民間認可保育園「稲毛ひだまり保育園」は、JR稲毛駅近くの住宅地にある。市有地に保育園を整備・運営する事業者公募で選定された千葉県厚生事業団が建設した。
敷地の東西は道路、南側は公園に面している。473㎡という狭い敷地に定員59人の施設と5台分の駐車場を確保する必要があるなど制約は大きかったが、設計を担当したアイム設計(同市中央区)の大岩義充代表は「隣の公園との関係をうまくつくりながら最大限、園庭を確保したかった」と振り返る。
そこで、公園との連続性を持たせるため、南側中央に園庭を設け、その周囲を上空から見てコの字型の建物で囲う配置とした。
近隣にはマンションなどがあり、「音が漏れにくいよう各部屋の開口部を園庭側にまとめた」ほか、外周部には防音性能の高いサッシや遮音シートなどを備えた。
さらに「子どもたちに自然素材に触れてほしい」との思いから、建具や扉の枠など内装のかなりの部分に木材を使用。
外観は白を基調としているが、内側は「色彩を認識してもらうのに良いのでは」とオレンジやペパーミントグリーンなどの鮮やかな色を要所ごとに配した。
園庭だけでなくテラスやベランダもすべて公園側に向けて設けたことから、建築主からは落ち着いて良い環境と評価されている。
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敷地の東西は道路、南側は公園に面している。473㎡という狭い敷地に定員59人の施設と5台分の駐車場を確保する必要があるなど制約は大きかったが、設計を担当したアイム設計(同市中央区)の大岩義充代表は「隣の公園との関係をうまくつくりながら最大限、園庭を確保したかった」と振り返る。
そこで、公園との連続性を持たせるため、南側中央に園庭を設け、その周囲を上空から見てコの字型の建物で囲う配置とした。
近隣にはマンションなどがあり、「音が漏れにくいよう各部屋の開口部を園庭側にまとめた」ほか、外周部には防音性能の高いサッシや遮音シートなどを備えた。
さらに「子どもたちに自然素材に触れてほしい」との思いから、建具や扉の枠など内装のかなりの部分に木材を使用。
外観は白を基調としているが、内側は「色彩を認識してもらうのに良いのでは」とオレンジやペパーミントグリーンなどの鮮やかな色を要所ごとに配した。
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