2011/08/02

ビル屋上に240トン水槽/サンシャイン水族館リニューアル

 高層ビル屋上に240トンもの大型水槽を設置した「サンシャイン水族館」が8月4日からグランドオープンする。ビル屋上という荷重、高さ、面積の制約を受けながら、リニューアルした技術力に注目が集まっている。設計・監理は三菱地所設計と大成建設、施工は大成建設とサンシャインビーエスが担当した。
 大型水槽「サンシャインラグーン」の水量は、旧水族館の2倍となる240トン。地上2m超の高さに設置したリング状水槽「サンシャインアクアリング」や「クラゲトンネル」といった日本初の展示施設も大きな見どころだ。
 サンシャインシティワールドインポートマートビルの屋上10・11階部分に位置する水族館は、延べ7765㎡の規模を有し、26種のテーマ展示を配置した屋内エリアと7種の展示からなる屋外エリアで構成する。リニューアルの総事業費は約30億円。オープン後1年間で110万人の来館者を見込んでいる。

0 コメント :

コメントを投稿