廃棄物処理業大手のタケエイは、東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理事業に進出する。同社は、岩手県釜石市の「災害廃棄物処理事業(試行)」を産業振興・鹿島・タケエイJVとして受注している。
山口仁司社長は「今回の試行に続き、2カ月後には本事業に進む計画で、当社もぜひ参画し、長年のノウハウを発揮したい」と話している。釜石市以外でも各地で処理が本格化するとみており、複数エリアへの進出をめざして社内体制を整える。
ゼネコンなどとの協働体制については、「基本的に一番最初に声を掛けてくれた企業」と組む意向だ。
2011/08/08
タケエイが災害廃棄物処理へ参入意志明らかに/複数エリア進出を構想
Related Posts:
森ビルの設立者に惜別 森稔前会長のお別れの会が開かれる 3月8日に死去した森稔前森ビル代表取締役会長の「お別れの会」が14日、東京・六本木のグランドハイアット東京でしめやかに営まれた。業界や政府関係者ら故人にゆかりのある約5,000人が祭壇に献花、最後の別れを惜しんだ=写真。 同社の辻慎吾社長は、「あなたのもとで働くことができたことを幸せに思います」と再開発の地権者交渉などのエピソードを交えながら語り、「われわれはあなたの思想、挑戦、情熱を引き継ぎ、いささかもぶれることなく、力を合わせて都市を… Read More
35億投資して箱根ロープウェイ駅舎を建替え、日帰り温泉も新設 小田急箱根グループ 大涌谷の開発イメージ 小田急箱根グループは、日本有数の観光地・箱根の魅力を高めるため、総額約35億円の設備投資を決定した。箱根ロープウェイ大涌谷駅舎の建て替えや、日帰り温泉施設の新設などを計画している。 箱根ロープウェイ会社は約10億円を投じ、大涌谷駅舎(神奈川県箱根町仙石原1251)を建て替え、機能充実やバリアフリー化などを図る。大涌谷噴煙地の景観に調和したデザインとし、風力発電装置やLED(発光ダイオード)照明など、環境配慮技術も… Read More
新名神全線開通へ向け本腰 西日本高速関西が専属5事務所を開所 プレートを設置する芝村支社長(左)と真事務所長 西日本高速道路関西支社は11日、新名神高速道路の全線開通に向け、専属して業務に当たる5事務所を開所した。4月に国土交通省から大津~神戸の全線で事業許可を受けたことに伴うもので、全線の建設に向けた具体的な検討を本格化させることになる。 同日は開所式を開き、芝村善治支社長が各事務所を回って開所を祝った。午前中は兵庫県川西市に設置した新名神兵庫事務所を訪れ、真伸行事務所長とともに新たなプレートの… Read More
80年前のモダンな外観がよみがえる 東武鉄道が浅草駅ビルを改修 リニューアル後の浅草駅ビルイメージ 右上は頂部に設置される大時計 東武鉄道がリニューアル工事を進めている浅草駅ビルの外観改修が18日に完了し、約80年前の創建当時のモダンな姿が現代によみがえる。日本を代表するアール・デコ建築の一つとうたわれた「ネオ・ルネサンス(近世復興)様式」の外観を再現。シンボルだった大時計も復元し、夜にはライトアップを施す。 浅草駅ビル(東京都台東区花川戸1-4-1)は1931年に、関東初の百貨店併設ターミナルビル… Read More
工事看板をスケボーに変身、商品化! 首都高速がリサイクルプロジェクト第2弾 高速道路を建設・管理する首都高速道路会社が、スケートボードを商品化した。「サーキュレーション首都高」と題したリサイクルプロジェクトの一環で、第1弾のトートバッグに続く、第2弾商品だ。使用済みの木製の工事案内看板を加工して、スケボーに生まれ変わらせた。 材料は、高速道路の通行止めなどを知らせる案内看板。従来、数回再利用した後は、産業廃棄物として処分していたが、まったく新しい発想で、ごみの削減策を立案した。 首都高によると、使用する案内看… Read More
0 コメント :
コメントを投稿