【現場最前線】無人化施工で2次災害を防げ! 熊本地震で斜面崩壊の阿蘇大橋地区
熊本地震により、阿蘇市の阿蘇大橋地区で、長さ約700m、幅約200m、崩壊土砂量約50万m3の大規模な斜面崩壊が発生した。国土交通省九州地方整備局は、頭頂部に残る大量の不安定土砂の崩落による2次災害を防ぐ対策工事を進めている。施工は熊谷組が担当している。
同工事は、斜面下部に不安定土砂を受け止める上下段の二段構えの土留盛土を設置した上で、頭頂部の不安定土砂を落として取り除き、その後に法面対策工を実施する。5月5日着工し、上段の土留を先…Read More
【国交省】ダム堤体内部も開放 休日見学会や民間ツアーを受け入れへ
国土交通省は、9月1日から、休日のダム施設見学会や民間主催ツアーの受け入れを開始する。さらなるダムツーリズムの推進に向けた取り組みとして実施するもので、より多くの人にダムの役割などを理解してもらうとともに、ダムとその周辺地域を観光資源として活用することが目的だ。
ダムの施設見学会や民間主催ツアーの受け入れは、これまで平日のみとしていた。新たに休日も受け入れを開始するのは、中部地方整備局と中国地方整備局管内の直轄管理ダム。今後も対象ダム…Read More
【土木】札幌市・豊平川導水路でシールドマシン発進! 2019年3月の完成目指す
札幌市水道局発注のシールドトンネル「施設整備事業の内導水施設国庫補助事業豊平川水道水源水質保全導水路新設工事その2」の安全祈願祭が19日、同市南区の現地で行われた。鴻池組・道興建設JVの施工で、2019年3月末の完成を目指す。写真は現場に据え付けられたシールド機
神事では札幌市水道局給水部の阪庄司部長と鴻池組北海道支店の高萩一哉支店長、道興建設の筒井雅俊専務、現場代理人を務める樋口伸朗所長が玉ぐしをささげ、工事の無事を祈った。シールド…Read More
【東北地整】岩手・宮城・山形の3県の9ダム、台風9号で東京ドーム32個分を貯留
東北地方整備局のダム管理事務所は、東北各地に大雨をもたらした台風9号に対するダムの治水効果をまとめた。岩手と宮城、山形の3県にある9ダムだけで東京ドーム約32個分の水を貯め込み、下流域の水位低減に寄与した。写真は四十四田ダム
北上川ダム統合管理事務所(盛岡市)は、「北上川5大ダム」と呼ばれる四十四田、御所、田瀬、湯田、胆沢の5ダムについて貯め込んだ水の総量や下流域の水位低下想定値をまとめた。5ダムが貯めた水は2029万m3で、東京ドー…Read More
【東京道路清掃協】五輪おもてなしも災害復旧も 地域の“守り手”が支える道路ネットワーク
地域の守り手は、工事を主戦場とする建設企業だけではない。事故の原因にもなり得る落ち葉やごみを取り除く道路の清掃も“守り手”である建設企業の仕事だ。道路清掃は夜10時から朝6時までという夜間作業が基本となる。街が眠っている深夜帯だけに人目につくことは少ないが、経済活動の根幹である道路ネットワークはこの地道な仕事に支えられている。写真はロードスイーパーへの体験試乗に喜ぶ見学者
東京23区における都道を中心に道路清掃を担っているのが『東京…Read More
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