石川県七尾市で開催される青柏祭で使われる「でか山(曳山)」を動く建築として提案した 岡田翔太郎さん(九州大)の作品 |
12回目となる今回は、「建築を叫べ」をテーマに開催した。
審査は、審査委員長の北山恒氏(アーキテクチャー・ワークショップ、横浜国大大学院教授)と新居千秋氏(新居千秋都市建築設計、東京都市大教授)、藤本壮介氏(藤本壮介建築設計事務所)、貝島桃代氏(アトリエ・ワン、筑波大准教授)、建築批評家の五十嵐太郎氏(東北大大学院教授)らが担当した。
日本一に輝いた全長15mに達する「でか山」の全景 |
日本二「22世紀型ハイブリッドハイパー管理社会」安田大顕さん(東京理科大) |
日本三「界隈をたどるトンネル駅」市古慧さん(九州大) |
せんだいメディアテークに展示された全模型の中から、投票でセミファイナル進出100作品を決定。さらに審査員やコメンテーターによる議論を経て、上位10作品に絞り込み、公開最終審査を実施。制作者によるプレゼンテーションを踏まえて日本一の卒業設計を決めた。
「でか山」は、石川県七尾市で毎年春に開催されている七尾四大祭の1つ青柏祭に使われている「でか山(曳山)」を動く建築として提案。点在するドックやお祭り広場などとともに、街に溶け込ませることで、祭りと日常を同化させた100年後のまちの姿を描いた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
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