生コン圧送にも技能者不足が (写真と本文は関係ありません) |
同連合会加盟社の2010年度決算状況は、54・3%と半数以上が赤字、プラスマイナスゼロと回答した企業19・8%を加えると、4社に1社しか利益を出していないという厳しい経営状況にある。
圧送技能者数も1社平均10・9人と減少傾向にあり、特に20代の割合が低い。また保有するコンクリートポンプ車の車歴についても、10年以上経過した車両が53・5%と半数以上を占めた。
同連合会の経営委員会(中島一哉委員長)では、「受注価格適正化に向け業界自らが努力することが今後も重要だが、元請けのダンピング(過度な安値受注)が下請けの専門工事業者に与えるしわ寄せは大きく、元請団体などに対して、受注価格の適正化に向けた理解と協力を要望していきたい」という。
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