伊東豊雄氏がデザインする「つかさのまち夢プロジェクト」第1期複合施設の基本設計(案)が明らかになった。これは岐阜市が整備を進めている岐阜大医学部跡地北側の図書館メーンの複合施設で、市民活動交流センターなども併設される。
施設は、「グローブ(茂み、森)」と呼ぶ巨大な半球状の空調採光設備を天井に複数設置するデザインが特徴だ。施設の延べ床面積は約1万5400㎡で、12年度の着工、13年度中の完成を目指す。
→岐阜市の公開している基本設計案
施設は、「グローブ(茂み、森)」と呼ぶ巨大な半球状の空調採光設備を天井に複数設置するデザインが特徴だ。施設の延べ床面積は約1万5400㎡で、12年度の着工、13年度中の完成を目指す。
→岐阜市の公開している基本設計案
伊東氏は、2010年度にQBS(資質評価型)プロポーザルで、槇文彦氏、藤本荘介氏の案を退けて最優秀となった。
このプロポーザルは、応募者のビッグネームでも大きな話題となっている。1次審査通過者は、柳瀬寛夫(岡田新一設計事務所)、安藤忠雄(安藤忠雄建築研究所)、山本圭介(山本・堀・元倉設計共同体)、新居千秋(新居千秋都市建築設計)、妹島和世(SANAA事務所)、山本理顕(山本理顕設計工場)、槇文彦(槇総合計画事務所)、鳴海雅人(佐藤総合計画)、藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)、石上純也(石上純也建築設計事務所)、宇野享(C+A・大建met・大建設計設計業務特別共同企業体)という名前が並んだ。
北川原温氏を審査委員長とする選定委員会は、昨年10月から活動を始め、翌月に1次審査を、ことし1月に2次審査を行って伊東氏ら3者を選定した。その後、事務局がせんだいメディアテーク、福井県立図書館・文書館、武蔵野美術大学図書館を現地調査したうえで、2月に公開プレゼンテーションを行って最優秀を決定した。
選定委員会は、「都市のにぎわいや新しい美の創出、岐阜の未来への予感を強く感じさせる」として伊東氏を選定した。
「つかさのまち夢プロジェクト」は、第二期に行政施設、第三期に市民文化ホールが想定されている。
複合施設の模型などは25日まで市役所本庁舎で展示、27日には長良川国際会議場(同市長良福光)で設計シンポジウムも開かれる。
伊東氏自身が基本設計案を説明し、パネルディスカッションも行う。
入場は無料。定員は先着1100人。問い合わせは、都市建設部拠点整備課・電話058-265-4141、内線2881。
このプロポーザルは、応募者のビッグネームでも大きな話題となっている。1次審査通過者は、柳瀬寛夫(岡田新一設計事務所)、安藤忠雄(安藤忠雄建築研究所)、山本圭介(山本・堀・元倉設計共同体)、新居千秋(新居千秋都市建築設計)、妹島和世(SANAA事務所)、山本理顕(山本理顕設計工場)、槇文彦(槇総合計画事務所)、鳴海雅人(佐藤総合計画)、藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)、石上純也(石上純也建築設計事務所)、宇野享(C+A・大建met・大建設計設計業務特別共同企業体)という名前が並んだ。
北川原温氏を審査委員長とする選定委員会は、昨年10月から活動を始め、翌月に1次審査を、ことし1月に2次審査を行って伊東氏ら3者を選定した。その後、事務局がせんだいメディアテーク、福井県立図書館・文書館、武蔵野美術大学図書館を現地調査したうえで、2月に公開プレゼンテーションを行って最優秀を決定した。
選定委員会は、「都市のにぎわいや新しい美の創出、岐阜の未来への予感を強く感じさせる」として伊東氏を選定した。
「つかさのまち夢プロジェクト」は、第二期に行政施設、第三期に市民文化ホールが想定されている。
複合施設の模型などは25日まで市役所本庁舎で展示、27日には長良川国際会議場(同市長良福光)で設計シンポジウムも開かれる。
伊東氏自身が基本設計案を説明し、パネルディスカッションも行う。
入場は無料。定員は先着1100人。問い合わせは、都市建設部拠点整備課・電話058-265-4141、内線2881。
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