大会前日の会見 |
今大会の学術講演会は、前回より387題少ない6229題、建築デザイン発表会は14題少ない158題を予定している。東日本大震災直後に応募が締め切られたため、今回の震災にかかわる発表は少ないが、総合研究協議会で復興に向けた提案など、震災に対するプログラムを用意した。
23日午後に開かれる記念シンポジウムは「大災害を克服し、未来の建築・都市へ」をテーマに、建築家の伊東豊雄氏が基調講演するほか、幅広い分野から若手とベテランが参加して、大災害に耐えうる建築・都市・地域のビジョンを議論する。
時松孝次大会委員長は「一般の方向けの研究集会をたくさん企画している。多くの人に参加してもらい、いまできることを考える機会にしたい」と述べ、スマートシティーや地球温暖化対策、ダイバーシティーなど、一般の人も関心があるテーマへの参加を呼び掛けた。
連続講演会は「建築の可能性とこれから」をテーマに、2007-10年の建築学会賞受賞者が、1時間ずつ講演する。
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