2011/08/26

イケア・ジャパンが立川基地跡地に新店舗建設/延べ8.5万㎡で12年秋着工へ

イケア船橋(ウィキペディアより)
 家具の販売などを手掛けるイケア・ジャパン(千葉県船橋市)は、東京都立川市の立川基地跡地に都内では初の店舗となる(仮称)IKEA立川を建設する。規模は延べ約8万5000㎡。約1400台の駐車場を確保する計画だ。工事予定期間は2012年11月から13年12月までの14カ月。14年4月のオープンを目指す。
 事業対象地は立川市緑町の立川基地跡地(A-4地区)の敷地約2万6000㎡で現況は更地。JR中央線立川駅の北約800m、多摩都市モノレール高松駅の南約400mの好立地にある。
 隣接地には災害医療センターや立川第二法務総合庁舎などのほか、住宅の整備が進むなど、多摩地域の交流拠点として業務、商業、サービスなどの都市機能の集積立地が進んでいる。都が01年にまとめた「東京の新しい都市づくりビジョン」でも多機能集約型都市構造の核都市に位置付けられ、核都市にふさわしい市街地形成を目的にした地区計画が定められている。
 事業計画によると、建設する店舗の規模はS造地下1階地上5階建て塔屋1層延べ約8万5000㎡。1-2階を店舗、3-5階部分に約1400台分の収容台数を備えた駐車場を配置する計画。
 また、照明に省エネルギー器具や調光設備を採用するほか、設備機器でも外気冷房を採用する。このほか、太陽光発電や地中熱利用など未利用エネルギーや再生可能エネルギーの導入検討を行うなど、積極的な環境対策を進めていく。

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