2012/08/29

BIMモデルのIFCチェックソフト ソリブリ社CEOが来日広報

エーアンドエー(本社・東京都千代田区、内田和子社長)は27日、東京都港区の東京コンファレンスセンター品川で、フィンランドからソリブリ社のヘイッキ・クルシャルビCEO(最高経営責任者)を招き、「Solibri Model Checker(ソリブリ・モデル・チェッカー)日本語版」の製品発表会を開いた=写真。
 エーアンドエーなどが国内版を今秋発売するソリブリ・モデル・チェッカーは、BIMソフトから書き出されたIFCモデルデータを読み込み、干渉チェックや空間の整合性を確認できるソフト。クルシャルビCEOは、「BIMプロセスによって設計品質を高める上で、モデルの品質保証は必須だ」と力説した。
 また、IFC標準を提唱するIAI日本の足達嘉信氏は、「今後はIFCでのやりとりが増えるが、多様な情報を含むIFCのチェックには自動のモデルチェッカーが欠かせない」と解説した。
 エーアンドエーの佐藤和孝BIM・環境デザイン推進課長は、ソフトを実演するとともに、モデルをチェックする際の観点・基準となる「ルールセット」を日本ユーザー向けに提供したいとの考えを示した。
 内田社長は、2・3次元CAD「Vectorworks(ベクターワークス)の多くのユーザーに広く活用してもらえると思う」と話している。

『Building Information Modeling: A Strategic Implementation Guide for Architects, Engineers, Constructors, and Real Estate Asset Managers』 AmazonLink

0 コメント :

コメントを投稿