被災したたろう観光ホテル |
この事業は、東日本大震災の津波の脅威を後世に伝えるため、津波が直撃し損壊した姿を現地にとどめている「たろう観光ホテル」を保存整備するものだ。防災意識の啓発に加えて、関連産業の活性化や地域のコミュニティー活動の創造など、まちづくりへの波及効果を担う施設としたい考えだ。
3階も床が抜けている |
4階以上は営業時のままの姿だ |
提案書の提出期限は29日。30日に書類による1次審査を行う。9月4日のプレゼンテーションを経て、同6日に最優秀提案者を特定する予定だ。履行期限は2013年3月31日。
参加資格は、同市の建築関係建設コンサルタントに登録され、03年度以降に元請けとして人文系展示施設の調査か基本計画、展示設計業務の受託実績があることなど。
業務内容は、▽建築現地調査▽構造計算・診断▽保存活用調査▽公開活用計画▽運営計画▽波及効果--など。委託上限額は3500万円(税込み)。
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津波防災を考える人達が世界中から訪れる「聖地」になると信じます。
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