
アムステルダム中央駅
ベントレー社の「Be-Inspired」イベントが開かれたオランダ・アムステルダムには、多くの先進的な建築が存在する。オランダ自体が建築に力を入れている国であり、建築家の登録数は8000人を超え、建築の生産額はGNP(国民総生産)の1・5%にも達する。 まずアムステルダムの中心に位置するセントラルステーションは、アムステルダム国立博物館を設計した建築家、カイペルスによって設計され1889年に完成した。オランダの“陸の玄関”として中心的な存在で、駅には時計と風向計を備えた2本の塔がある。赤レンガ造りで、外見が東京駅と非常に似ていることなどから、2006年4月に姉妹駅の締結をした。 アムステルダム中央駅の北側にある人工島、KNSM島は、1876年に当時のロイヤルダッチ・スチームボート・カンパニー(KNSM)の客船ターミナルとして構築され、1990年代に再開発が始まった。この島には伝統的なレンガ造りの住宅とは異なり、大規模で洗練されたモダン建築が数多く建築され...