2016/04/01

【新年度】4月1日付で企業のトップ交代相次ぐ

多くの社長が交代した(写真は前田建設の交代会見)
年度が替わる4月1日。多くの民間企業でトップ交代が相次いだ。
 ゼネコンでは、清水建設が井上和幸氏、前田建設も前田操治氏、西武建設は中村仁氏が、道路舗装会社でも鹿島道路が増永修平氏、フジタ道路は杉本卓嗣氏が社長に就任する。
 このほか、日立建設設計が橘滋夫氏、JAG国際エナジーの増田雄輔氏、IHIの満岡次郎氏、日建工学は皆川曜児氏、日立ビルシステムは佐藤寛氏、三菱電機ビルテクノサービスの吉川正巳氏、栗田工業の門田道也氏、文化シヤッターの潮崎敏彦氏、元旦ビューティ工業の舩木亮亮氏、宇部三菱セメントは上田淳氏、旭化成建材の堺正光氏、住友建機は下村真司氏、長谷工リフォームの河合英樹氏、東急コミュニティーの雑賀克英氏、日立住友重機械建機クレーンの横山昇吾氏、坂田建設の徳倉克己氏が社長に就任する。

 また大成建設は、設計施工による建築物のさらなる品質向上と安全性確保を目的に開設した「大成建設株式会社工事監理一級建築士事務所」を、1日から業務開始する。
 このほか安藤ハザマは1日付で、技術本部の環境開発部と技術研究所先端技術研究部を統合し、「技術研究所先端・環境研究部」を設置する。情報化や自動化・ロボット化、化学分析評価など、建設業界に問われている生産性向上や受注につながる評価を得るための先端研究と、環境・省エネ対応など建築物で今後比重が高くなる建築設備系の環境研究を一体的に取り組むことで研究開発を効率的に進めるのが狙いだ。
 またピーエス三菱も1日付で海外事業室と高速鉄道推進室を設置。TOTOも海外住設事業に「中国・アジア」「欧米」の2事業組織を設けるなど、各社が成長分野と位置付ける分野へより注力していく姿勢を鮮明に打ち出す。

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