米国のCAD大手、ベントレー・システムズはオランダのアムステルダムで、インフラの設計全般で優れたリーダーシップを発揮した組織を表彰する「Be Inspired」アワードを開いた=写真。今回は42カ国から270を超える組織が応募し、11月8、9日の2日間で57チームのファイナリストがプレゼンテーションしてカテゴリーごとの受賞者を決めた。
日本からも特別賞として、新菱冷熱工業の「新菱冷熱自社ビル 省エネECO化プロジェクト」が受賞、最小で最大のエネルギーを得られる設備機器などの取り組みが評価されて受賞した。
また道路部門では、国際航業がファイナリストとして「東日本大震災における国際航業の取り組みについて」をプレゼンテーションした。受賞は逃したものの、会場からは液状化についての質問などが相次いだ。
今回の表彰を受けてベントレー・システムズの日本法人は、12月6日に東京都文京区の椿山荘で、今回のアワードについての報告セミナーを開く。
今回アムステルダムに遠征したメンバーのほか、アワードに応募したアジア航測の「レーザーによる3次元計測」、竹中工務店の「BIMを適用したバーチャル竣工への取り組み」についてもレクチャーする予定だ。参加は無料で、同社に事前登録する。
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