線路沿いの細長いくさび形敷地に、最大限の太陽光パネルを設置するために建物本体から切り離された鉄骨のフレームが考えられた。建物とフレームの間は大聖堂を思わせる空間が出現している。キャットウオークが設けられ、メンテナンスが容易になるほか、常に通気が確保されるため、パネルの温度上昇も防ぐ。
太陽電池の総発電容量は約650㌔ワット。冬至基準での高密度設置で年間発電量を最大化。ほかに、燃料電池による発電システム、地中熱ヒートポンプと放射冷暖房なども導入している。本体架構は地震エネルギー吸収ブレースを外周に配置し、粘り強さを実現。鉄骨のエンベロープは、本体架構の動きに追従可能な納まりとした。
意匠を建築家の塚本由晴氏(東工大准教授)、実施設計を日本設計、施工を戸田建設が担当した。
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