ことしで43回目を迎える夏の風物詩『名橋「日本橋」橋洗い』が28日、東京都中央区の現地で開かれた。日本橋の美化保存を目的に道路を封鎖し、町内会や地元企業など約1650人が参加して清掃活動を行った=写真。主催は、三井不動産などが会員企業として参加している名橋「日本橋」保存会で、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所、日本橋一丁目町会、室町一丁目会、日本橋一の部・六の部連合町会が共催した。
当日は、各地から持ち寄った名水を「道路元標」に注ぐ「名水水合わせ」を実施。散水作業後、ゼネコンやディベロッパー、設備各社の社員や家族、小さな子どもからお年寄りまで多数の地元関係者らがハッピを着込み、一斉に車道に飛び出して清掃作業を開始した。移動しながらの放水に、大人も歓声を上げながら、タワシやデッキブラシ、EM(有用微生物群)を活用した洗剤を使って、橋の汚れを手作業で落とした。
仕上げに東京国道事務所の散水車が放水し、1年の汚れを洗い流した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月30日
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