福島県沖で10月中旬の発電開始を目指す世界最大級の浮体式洋上風力発電設備「ふくしま未来」が1日、三井造船の千葉事業所(千葉県市原市)から曳航され福島県いわき市の小名浜港に入港した=写真。
丸紅、清水建設など民間企業と東京大学によるコンソーシアムが、経済産業省の実証研究事業「浮体式洋上ウィンドファーム」として取り組んでいる。直径80mの風車(出力2000kW)は今後、清水建設・新日鉄住金エンジニアリングJVが20日をめどに沖合約20㎞の係留予定海域に曳航・据付を行う。2016年以降の実用化を目指す。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月2日
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