新日本空調は、熱中症対策に向け可搬式休息所「グリーン・タウン・オアシス」を開発した。緑のまちづくり支援機構(東京都文京区、栗生明会長)に参画し、同機構の「街かど緑花プロジェクト」として共同で企画、開発した。鋼製フレームと金網のベンチ、植栽のユニットで緑花空間を構成し、日よけやミスト噴霧を組み合わせることで熱中症対策、ヒートアイランド対策に貢献する。価格は、高さ2400mm、700mm四方の鋼製フレームだけの標準タイプで150万円。機構が自治体や商店会、民間などさまざまな街角に提案し、クールスポットを提供していくという。
「グリーン・タウン・オアシス」は、ユニット単位で自由にデザインが可能で、冷風機、自動販売機、喫煙スペース向けの自然排気筒と組み合わせてさまざまな用途に使うことができる。撤去、移動が容易な可搬式の仮設型なので、場所を選ばずに設置可能だ。
基本ユニットは、数種類のつる性植物を採用し、緑の蒸散作用と葉陰でクールスポットを創出する。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月2日
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