国土交通省は、経済発展に伴い建設需要の拡大が見込まれているミャンマーで、道路分野に焦点を当てたワークショップを開き、日本の建設技術を売り込む。ワークショップは23、25の両日に現地で開く。日本からは国交省総合政策局や道路局の担当者のほか、ゼネコンなど民間企業も参加する。
◇7月23、25日に現地でワークショップ
23日は国交省とミャンマー建設省との共催により、ネピドー市で道路技術ワークショップを開催。25日はヤンゴン地方政府との共催で、道路技術・ITSワークショップを行う。ミャンマー側は公共事業公社やミャンマー工学会なども出席する。
日本からは海外建設協会、日本橋梁建設協会、プレストレスト・コンクリート建設業協会、日本道路建設業協会の会員企業が参加。清水建設や前田建設、三井住友建設などが出席予定という。
このほかには、高速道路5社が共同設立した日本高速道路インターナショナル、ITS(高度道路交通システム)機器や軟弱地盤対策のメーカーなども加わる見通しだ。
ワークショップでは同国でニーズがあり、役立つと考えられる建設技術や道路政策を紹介する。両国の官民がプレゼンテーションや意見交換を行うことで、道路分野の協力関係を一層強化していく。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月22日
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