トータルソリューション(本社・東京都中央区、永濱健社長)は、25日からLED(発光ダイオード)照明器具の検索サービスを始める。メーカーによって異なる機能を比較できるほか、省エネルギーのシミュレーション、新商品情報、工事費試算、提案書作成なども可能だ。
従来の蛍光灯をLEDに交換した場合、性能が分かりにくくなったため、「色合いが違った」「暗くなった」などのクレームが発生する問題が起きている。同社の検索サービスでは無料の会員登録でも、現行の照明情報を入力すると、最適な機種を自動で選定するサービスを利用できる。
有料の会員登録をすれば、省エネ計算書や見積書、選定したLED器具の一覧表などを自動で作成するほか、器具の仕様書を一括ダウンロードすることも可能だ。当初は国内大手5社の商品が対象だが、8月末までに10社に拡大する。
同社は、電気設備の緊急メンテナンスをメーンに、全国に1363社の電気工事会社とネットワークを構築。24時間365日、照明トラブルなどを受け付け、対応している。ユニクロやホームセンターのカインズなど、店舗を全国展開している会社が顧客となっている。検索サービスを提供することで、電気工事の依頼や照明器具の注文を見込んでいる。
サービスは「LEDドットコム」(http://www.led-mss.com)で実施する。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年7月25日
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