東京都が京成電鉄、墨田区と進めている京成押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業で、24日未明から同早朝にかけて上り線の高架橋への切替工事が行われた。切替え個所は押上方の約170mと八広方の約80m。約400人が限られた時間の中でチームワークよく作業に当たり、試運転を経て平常どおり同4時56分発(八広駅)の始発電車から運行を開始した。
午前4:10に試運転列車が通過 |
高架化されたホームから1番列車が発車 |
今回の上り線高架化により、明治通りなど区間内に6カ所ある踏切の遮断時間が約4割減少することが見込まれ、交通渋滞の緩和が期待されている。今後、上り線の地上線撤去後に下り線の高架橋建設に順次着手、おおねむ3年後の全体完成を目指す。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月27日
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