日本郵便と東日本旅客鉄道(JR東日本)、三菱地所が東京・丸の内に建設したJPタワーの商業施設「KITTE」の総来館者数が、3月21日の開業以来約5カ月という短期間で、1000万人を突破した。日本郵便は開業当初に見込んでいた年間来場者数約1300万人を2000万人に上方修正するなど、JR東京駅至近で同駅丸の内駅舎の景観を満喫できる立地の良さなどが要因となり、予想以上に客足が伸びている。23日には大台突破を記念し、現地1階でオリジナルノベルティが配布され、来館者約1000人が列をなした=写真。
「KITTE」は、JPタワー(SRC・S造地下4階地上38階建て塔屋3層延べ約21万2000㎡、設計・監理=三菱地所、本体施工=大成建設)の低層棟の地下1階-地上6階に入居している。店舗数は98店、店舗面積は約9400㎡。郵便局の建物の構造を生かし、三角形の吹き抜けを囲む形で、飲食店や衣料品店、雑貨店などを配置している。
総来館者数には、同じ低層棟内にある各公共貢献施設の学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」、観光・ビジネス情報センター「東京シティアイ」などの入場者数を含んでいるという。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月26日
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