遠藤秀平氏、手塚貴晴・由比夫妻、中村勇大氏の建築家3組が同博物館敷地内にフォリー(特定の用途を持たない装飾用の建物)を設置する「フォリーのある風景」展と、アーティスト・藤本由紀夫氏によるインスタレーション「うつくしいかたち」展のふたつで構成する。
無何有郷(むかゆうきょう)とは中国の思想家・荘子に由来する言葉で「理想郷」や「ユートピア」を意味するという。同博物館は「四国村」の名前で知られ、かつて四国内にあった古民家や建造物などが移築・保存されている。古民家とフォリー、インスタレーションのコラボレーションにより「何気ない私たちの身近なところにある」(同展パンフレット)理想郷を考える試みだ。
同展の特別企画として10月26日には遠藤氏、中村氏、手塚貴晴氏らによる座談会も予定している。
入場は一般1000円、高校生600円、小中学生300円。会期中は無休。問い合わせは同博物館・電話087-843-3111。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月20日
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