2013/08/22

【撮影ツアー】公共建築をガイド付きで 神奈川県官公庁営繕協

対象施設の1つ、横浜地方気象台
神奈川県官公庁営繕協議会(会長・吉田貞夫神奈川県県土整備局建築住宅部長)は、11月の「公共建築月間」にあわせたイベントの作品と参加者を募集している。「わたしのおすすめ公共建築・写真撮影ツアー」は31日まで参加登録を、「わたしのおすすめ公共建築・写真展」は9月30日まで作品の応募を受け付ける。申し込みは関東地方整備局横浜営繕事務所内の事務局で受け付ける。

 県内の自治体、国の機関の営繕組織で構成される同協議会は毎年、11月の「公共建築月間」、11月11日の「公共建築の日」にあわせ、イベントを実施している。ことしは9月22日に開く写真撮影ツアー、11月8-14日にみなとみらい線馬車道駅イベントスペースで実施する写真展、10月と11月の「建築系学生向けの現場見学会」の3つのイベントを企画した。
 写真展は、横浜税関本関や横浜地方気象台など23施設を対象に、撮影技術を競うのではなく公共建築に対する視点(アングルなど)を評価し、会長賞1作品、副会長賞2作品、各施設賞23作品(応募のない施設は賞なし)、特別賞2作品を選び、展示する。
 ツアーは、午後1時に神奈川県立歴史博物館を出発し、横浜市開港記念会館、神奈川県庁本庁舎、横浜税関を全施設ガイド付きで巡る。今回は各施設の未公開エリアも披露する。終了時間は午後5時。参加は無料、定員は30人を予定している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月22日

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