2013/08/20

【中部】刈谷工高の高橋さんが優勝 高校生ものづくりコンテスト



 東海地区工業高等学校長教育研究会が主催する第12回「高校生ものづくりコンテスト東海大会(電気工事部門)」が17日、名古屋市南区のトーエネック教育センターで開かれた。東海4県の高校から予選を突破した9人が参加し、出題された施工図をもとに配線工事に取り組んだ=写真。審査の結果、愛知県立刈谷工業高校電気科3年の高橋健太さんが優勝し、高校生ものづくりコンテスト全国大会(四国)への出場権を得た。

 開会式で遠藤稔美同大会電気工事部門実行委員長・静岡県立吉原工業高校校長が「先輩、同級生を始め、出場を支援した人たち、指導した先生への感謝の気持ちを忘れず、日ごろの技術と実力を発揮してほしい」とあいさつ。来賓として林千尋東海地区電気教育研究会会長・岐阜県可児工業高校校長があいさつを述べた。続いて実技会場に移動し、審査員や教師が見守る中、出場者は2時間30分をかけて、作業板に課題の屋内配線工事を行う作業に取り組んだ。
 東海大会は愛知、岐阜、三重、静岡の4県の高校生を対象に地区予選を開催し、各県からの代表者が参加した。共催は日本電設工業協会東海支部、愛知電業協会、岐阜電業協会、三重電業協会、静岡県電業協会、トーエネック。パナソニック、エコソリューションズ社、ニチフが協賛した。 準優勝以下の入賞者は次のとおり(敬称略)。
 ▽準優勝=高橋博久(愛知県立一宮工業高校電気科3年)▽第3位=可知祐輝(岐阜県立中津川工業高校電気科3年)。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月20日

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